症状
- 自覚症状はありませんが、動脈硬化を促進します。
- 健診などでLDLコレステロールや中性脂肪の上昇がみられます。
Medical
食べ過ぎや運動不足、それらによる肥満が原因となります。また遺伝的な影響で発症する方もいます。
食事療法、運動療法などの生活習慣の改善を基本としますが、改善しない場合は薬物療法を行います。
90%が原因がはっきりわからない本態性高血圧で、遺伝や食塩の過剰摂取、肥満など様々な要因が組み合わさって起こります。
原因が明らかな二次性高血圧は腎臓や血圧を上げるホルモンを作る内分泌の病気や、心臓や血管の病気が原因で起こります。
減塩、運動、肥満改善などの生活習慣の修正が基本となります。改善しない場合は薬による治療を行います。
スマート降圧療法(薬じゃない高血圧治療)という新しい治療法があります。これは世界初の高血圧症向け治療用アプリである「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」を用いたもので、スマートフォンのアプリにより塩分制限や栄養指導などを行う6ヶ月間の集中プログラムです。
アプリ使用だけで診察室血圧が13mmHg低下すると言われています。使用料は3割負担で月々2,490円です。
食事によって上昇した血液中のブドウ糖(血糖)は膵臓から分泌されるインスリンによって細胞の中に取り込まれてエネルギー源となります。糖尿病ではインスリンの分泌や働きが悪いために血液中の糖の量が調整できなくなり血糖値が高い状態が続きます。
1型ではウイルス感染などにより免疫の異常が生じ、膵臓のインスリン分泌細胞が破壊されます。
2型では食べ過ぎや運動不足といった生活習慣の乱れや、遺伝などの影響でインスリンの分泌が減ったり、インスリンが分泌されていてもその働きが悪くなります(インスリン抵抗性)。
1型ではインスリン注射が必要となります。
2型では食事療法、運動療法が基本で、必要に応じ経口血糖降下薬の内服やインスリン注射を用いることもあります。